20代最後をナミビアで

青年海外協力隊(2016-3)としてナミビアで中高生にコンピュータの授業を教えています

学期末のあれこれ

わーー久しぶりの更新です。こんにちは。

特段忙しかったわけでも、書きたいネタがなかったわけでもないのに、遠ざかっていました。むしろ書きたいことが多すぎて、どこから手を付けようかと思っているうちに書くこと自体やめていました笑。

5月30日から始まった2学期、気が付けば明日(7月25日)で授業終了です。
2学期が終わるのは8月下旬です。あれ、あと1ヵ月もあるのに、授業はもうないの?はい、ありません。

さて、そこで今日は学期末のあれこれをご紹介します。

  • 試験期間

期末試験:7月27日から8月18日まで。17日間。長い。
一日あたりの試験数:1科目。たった1科目。
各生徒の試験数:10科目あるかないかくらい。日本と変わらないか。

17日間、生徒は毎日07:00から12:30まで学校に来て、決められた時間にテストを受けます。テストがない時間はひたすらテスト勉強です。つまり一日中テスト勉強できる日が何日もあるんです。
なにこれゆるい…!とか思ってしまいます。
1学期は朝一でテストを受け、その後は30分授業が7限までありましたが、2・3学期は試験期間中の授業はありません。

  • 試験問題その1

前述のように期末試験は7月末から。しかし、7月上旬までに試験問題をHOD(教科長としておきます)に提出する必要があります。
学期末までに授業をどこまで進められるかを考慮して試験問題を作らなくてはなりません。
きっとここまで教えられるだろう、いや、厳しいかな、この問題は次の試験に盛り込もうかな、なんて悩みながら作成しました。そしてなんとぴったり!最終日となる明日、Grade8に少し教えればテスト問題を全て説明したことになります!ナイス!笑

HODが試験問題を確認し、OKが出ればサインをもらい、7月中旬から順次印刷です。つまり、早々と試験問題が生徒の人数分用意されているのです。もちろん印刷はきれいですよ。
きっちり運営されているな~と感じます。・・当たり前でしょ、と思いましたか?そうですよね。でも、ウチの学校は試験が始まってから問題を印刷し始めていた、という協力隊同期が他国にはいるのです。

  • 試験問題その2

2学期以降の試験問題は科目・レベル・学年によって、州が作成したものがあります。担当の教師は州で統一された試験問題を使用するか、自分たちで作成するかを選べます。州が用意したものはときに簡単すぎることもあるんだとか。
Computer Studiesに関しては全学年で州が作成したものはありませんでした。カウンターパートに聞けば、オシコト州でComputer Studiesを教えているセカンダリースクールは私の配属先を含め3校ほどしかないので、用意されないのだそうです。
余談ですが任地ツメブでComputer Studiesがあるセカンダリースクールは配属先のみ。そう考えると、Computer Studiesを履修できるのってこの地域の生徒にとっては貴重なんですね。

 

ナミビアの小学校で教えている先輩隊員に、2学期は途中で休暇がないから長く感じるよ~と言われていました。たしかに、1月~4月末の1学期は3月に1週間、4月に4日間の休みがありました。加えて、私は2月中旬着任だったのでそもそも約1ヵ月短かったわけです。
それなので2学期は覚悟していたのですが、ほぼ終わりが見えてきた今、あれ、全く問題なかった!あっという間だった!と感じます。でも、すぐに終わってしまうからこそ、1回1回の授業をしっかり、大切に使わなきゃだめですね。
2年間でできることってそんなにないのかもしれません。