20代最後をナミビアで

青年海外協力隊(2016-3)としてナミビアで中高生にコンピュータの授業を教えています

Fish River Canyon 1日目

こんにちは。
ナミビア南部の旅、これから3回にわたってフィッシュリバーキャニオン Fish River Canyon編をお送りします。

フィッシュリバーキャニオンとは、アメリカのグランドキャニオンに次ぐ、世界で2番目に大きな渓谷です。
グランドキャニオンにはもともと行ってみたかったので、そんなところがナミビアにあると知ったら行かないわけにはいきません。運よく、日本出発前に、先輩隊員がここへの旅行を計画されていることを知り、私も入れてもらいました。

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リゾート施設を運営しているゴンドワナ(Gondwana)のCanyon Klipspringer Trailという4泊5日のツアーに参加し、内3日間でトレッキングをしました。ツアーはナミビア生まれ南ア在住の50代のおじちゃんとドイツからの男女と私たち6人の計9人にガイドがつきます。

トレッキング1日目は14キロと、3日間で1番長い距離を歩きます。でもおじちゃんが付けていた機械曰く、11キロしか歩いていないそうです。
道は、岩あり石あり崖あり砂漠のような砂あり川ありで、まあ疲れるんです。おまけに陰なんてほとんどなく、直射日光です。暑い、暑すぎる。。

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しまいにはこんなはしごまで登場ですw

ガイドさんとおじちゃんの歩くスピードの速いこと…ついていくのが大変で、景色を楽しむ余裕なんてありません。こけないように、足元を見て歩くのに必死です。つらかった。。

おおよそ1時間ごとに休憩が入るのですが、やっと休憩、と思っても息が整う前にまた出発してしまいます。もう、体を傷みつけている気分でした。
お昼休憩の時は、つらすぎたのと、ツアー代N$2000(2万円弱)分のよさは既に十分味わった!という思いとで、翌日のトレッキングをスキップできないかと本気で考えました。この調子であと2日もトレッキングする自信がなかったからです。

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ガイドさん。

朝から歩いて15時頃、この日泊まるキャンプサイトに到着。右足を捻挫し、両足に水ぶくれをいくつも作りながらも、なんとか到着。感動。この時飲んだ、キンキンに冷えたグレープタイザーの味はずっと忘れないでしょう。f:id:h283-namibia:20170520185541j:plain

シャワーはこんな感じです↓
キャンプサイトに電気は通っていないのですが、ガイドさんが火を焚いてくれるのでホットシャワーです。f:id:h283-namibia:20170520185542j:plainわ~一部分しか隠れない~!シャワー中に誰か来たら大変~!なんて言っていたのですが、これは序の口でした笑。(翌日以降のすごさは、次回以降のブログでご紹介しますので)
でも、このおかげで、シャワーを浴びながら渓谷を眺めることができるのです。f:id:h283-namibia:20170520185543j:plainシャワーを浴びると、トレッキングの疲れがふっとんだ気がしました。
夕食を作り、21時前には就寝しました。

ナミビア南部の旅:Lüderitz編

お久しぶりです。ホリデー中のりーです。
先輩隊員と一緒に行った約2週間のナミビア南部の旅を終え、任地ツメブに戻ってきています。数回にわたり、ホリデーの旅行をふりかえろうと思います。お付き合いくださいませ。

まずはルーデリッツ Lüderitz編。

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夜行バスで00:45にツメブを出発し、5時間かけて首都へ行き、そこからコンビという乗り合いバスに約9時間ゆられ、ナミビア南部の港町ルーデリッツへ16:00頃到着しました。
ツメブとルーデリッツの距離は約1200キロのようです。東京~熊本くらいでしょうか。ナミビアの国土の広さは旅行の時にちょっといやになっちゃいます。笑

ルーデリッツという地名、名前からしてドイツっぽいでしょ。ほら、Lüderitzのuの上に点々がついているあたり(ルーデリッツはドイツ人商人アドルフ・ルーデリッツという人に由来しているから、ドイツっぽいのは当然なのですが)。だからてっきり、スワコップのような、白人ばかりの洒落たところなんだろうと思っていたんです。でも実際は、こじんまりとしていて、白人は想像していたよりおらず、さびれた港町、という印象を受けました。お買い物するところもあるのかな~なんて期待していたのですが、ツメブよりもお店は少ないです。笑
でもでも、やっぱり街並みはすてきです。歴史的建造物もたくさん残っています。

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Crayfish Festival

ルーデリッツでは毎年4月下旬~5月上旬にCrayfish Festivalというお祭りが開催されます。一日楽しめるのかと思いきや、予想以上に小さな規模で1時間もあれば全て見て回ることができました。
crayfishは訳すとザリガニです。これ↓です。一尾300円ほどで、ぷりっぷりでおいしいんです!

f:id:h283-namibia:20170520181002j:plainお祭り会場に置いてあったお酒の空き瓶も絵になります。f:id:h283-namibia:20170520181001j:plain
この日は花火があがるとのことだったので、待っていたのですが、とても離れたところから打ち上げられているから小さいし、私たち以外は誰も見ていないという、ちょっと残念な感じでした。f:id:h283-namibia:20170520181003j:plain

シャークアイランド Shark Island

ここはNWRという国が運営する企業の宿泊施設(キャンプ場)になっています。歴史的建造物があるということで、N$10(約80円)を払ってシャークアイランドに入りました。"アイランド"ですが、ルーデリッツの中心地から歩いていけます。

建物の屋上からの眺めです。f:id:h283-namibia:20170521040149j:plainf:id:h283-namibia:20170520181020j:plainf:id:h283-namibia:20170520181010j:plain上の写真の左奥に小さめの家がぽつぽつと建っているのがわかりますか?その辺一帯がロケーション(貧困層居住地区)で、右側がタウン(富裕層居住地区)です。ルーデリッツもまた他の都市と同様に、住み分けされているのだなと感じます。

コールマンスコップ Kolmanskop

ルーデリッツから約10キロのところにあります。かつてダイヤモンド採掘で栄えた頃はたくさん人が住んでいましたが、今はゴーストタウンになっています。

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ペンギンツアー

船に乗って、野生のペンギンを見にいってきました。寒かったけどかわいかったです。

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おまけ

f:id:h283-namibia:20170520181011j:plainf:id:h283-namibia:20170520181019j:plain宿の部屋からの眺めです。また泊まりたいくらい素敵なところでした。f:id:h283-namibia:20170520181012j:plain宿で自由に食べられるお手製ラスクです。一度食べたら止まらない…おいしかったな~。。

f:id:h283-namibia:20170520181017j:plainハリウッド意識でしょうか。低い位置にあるから歩いてたどり着けました笑。

ルーデリッツの次の目的地は、今回の旅行のメイン、フィッシュリバーキャニオンです。日本にいる時から行きたかったところです。
次回お楽しみに。

 

イースターホリデーでソーサスフレイへ

先々週はイースターホリデーで4連休だったので、ソーサスフレイへ行ってきました。
イースターホリデーだなんて、キリスト教の国にいるんだなって感じがします。

さて、ソーサスフレイ Sossusvleiとは。
ナミブ砂漠」と聞いておそらく皆さんが想像するところです。よく写真に使われるDune45という砂丘やデッドフレイがあるナミブ砂漠一帯をソーサスフレイと言いますが、厳密には車で行けるナミブ砂漠の最奥地を指すようです。

イースターホリデーの本来の目的はソーサスから100キロほど離れたキャンプサイトに泊まることだったのですが、せっかくだから、とソーサスにも行けることになりました。
Dune45には行くんだろうけど、私がナミビアで一番行きたいデッドフレイは無理なんだろうなと思っていたんですね(そもそも位置関係も把握していなかったので)。でも、デッドフレイにも行くよ、と旅行初日に聞いて、え!明日あそこに行けちゃうの?!と興奮しました。

では、写真をどうぞ。

f:id:h283-namibia:20170428040953j:plainこれが有名なDune45です。せっかくなので登ります。f:id:h283-namibia:20170428041623j:plainf:id:h283-namibia:20170428041304j:plain
この日は風が強かったのです。。マキシスカートを履いていったもんだから、風でめくれ、そこに砂が容赦なく飛んできて皮膚(足)がとっても痛かったです。。
ほぼ頂上付近まで登ったはいいものの、強風の中、体の向きを変えて降りるのは怖かったです。そして言うまでもありません、全身砂だらけです。。

正直言うとですね、これまで見てきた写真がすばらしすぎたから、ちょっと拍子抜けしてしまいました。え、砂の色オレンジじゃなくないか、え、スワコップの白っぽい砂漠とそんなに変わらなくないか、というのが率直な感想でした。(でも改めてスワコップへ行った時の写真と比べると、確かにソーサスの砂の色は濃いのがわかります。)

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お次はデッドフレイ Deadvleiへ。f:id:h283-namibia:20170428043022j:plainデッドフレイは昔は水がありましたが干上がり、数百年前に枯れた木がそのままの状態で残っているところです。途中までは車で行けますが最後の1.1キロは砂漠を歩く必要があります。
f:id:h283-namibia:20170428042310j:plain歩いていると突如現れるデッドフレイ。f:id:h283-namibia:20170428042628j:plainf:id:h283-namibia:20170428043322j:plainDune45の何倍もの感動がありました。なんせ、先ほど書いたように、ナミビアで一番行きたかったところですから。

そしてここ↓がソーサス。f:id:h283-namibia:20170428043703j:plain

車で走っているとどこも絵になるほどの絶景なのですが、写真に撮ると半減してしまい、良さが伝わりません。それなので、この目にしっかり焼き付けることにしました。f:id:h283-namibia:20170428032026j:plain

ソーサスのこの感動を味わうのは一度きりにしておきたいな、と思う一方で、機会があれば次は日の出を見にいきたいです。きっと、私が期待する景色が待っていることでしょう。

ナミビアの雄大な自然を堪能できた2泊3日でした。f:id:h283-namibia:20170428033730j:plain

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1学期終了

こんばんは。南半球のナミビアはだんだん冬が近づき、朝晩は長袖一枚でも寒くなってきています。

今日で1学期が終了しました。明日から1ヶ月ちょっとのホリデーです。とはいえ、私は明日も出勤予定です。

配属先の学校の期末試験は約2週間にわたって行われます。一日一科目テストを受け、その後は30分授業が7限(13時)まであります。
科目や学年によってテスト時間は異なり、最高学年のGrade12では5時間を超えるものもあります。彼らは毎日数時間に及ぶテストを受けるので大変でしょうね。

もともと試験終了日は今週火曜日だったのですが、早く終わらせようとのことで(経費節減のためでもあるようです)先週金曜日に急きょ変更になりました。
この知らせが来たのは先週火曜日あたりだったので、教師も生徒も、テスト勉強が間に合わない、と不満もあったようです。

この変更に伴い、教師の最終出勤日も本来の今週金曜日から今日水曜日に早まりました。
そのため、普段は13時で仕事終了ですが、今日は17時まで最後の成績処理に追われ、結構カオスな職員室になっていました。そんなわけでランチも職員室で食べました。今学期に誕生日を迎えた同僚が用意したものです(これが恒例行事なのでしょう)。f:id:h283-namibia:20170427020049j:plainハンバーガーとビルトン(ビーフジャーキー)とマシュマロチョコと同僚お手製のプディングです。

私は担当しているクラスも少なく、担任業務もないので早々とテストの採点と成績処理を終わらせ、今週は同僚のお手伝いをして過ごしていました。

教師は独自で用意したエクセル2種類に成績を入力し、印刷してHODと呼ばれる科目長?教頭?に提出し、更に別システムにも成績を入力する必要があります。
余談ですが、1つのシステムで管理できたら便利なのにな〜と思ってしまうのは、社内SEとしてそんな業務をしていたからでしょう。笑

昨日はそのエクセルの計算式を作って!とか、ここにこれを追加して!とかの同僚からの依頼にこたえ、エクセルヘルパーとして大活躍していました!(自分で言っちゃう)
ショートカットキーを使ってぽんぽん仕上げていくから、彼女すごい早いよ〜と言ってもらえ、気分はよかったです。笑

今日はエクセルに入力した成績とシステムに入力した成績とに間違いがないかをダブルチェック(印刷された紙を2人がかりで目視チェック)したり、親に届けるために成績表やニュースレターを封筒に入れたり、必要書類にスタンプを押し続けたり、そんな作業をしていました。結構楽しかったです。

期末試験が終わって1週間以内に成績が手元に届くと考えると、結構すごくないですか?!私の中高時代って、そんなすぐにはもらえなかった記憶があります。
でも、これを実現させるために、同僚は先週から今週にかけてとっても忙しそうでした。

手伝えることを見つけて過ごしていたので、ここ数日で(勝手に)同僚と仲良くなれた気がしています。少なくとも、彼女に頼めばエクセルの問題は解決してくれると思ってもらえたのではないかと思います。
そういう小さなことから、こちらの人との交流を深めていきたいと思っています。
こんなの、来て1ヶ月とかの時点で言うべきことでしょうけれど‥3ヶ月経った人がこの発言ってどうなのってところでしょうけれど‥もともとコミュニケーションをがんがんとるタイプではないので、人それぞれでよいってことにしています。

今日帰る時はみんな握手とハグをしてお別れしました。これも恒例行事なのでしょう。なんだかほっこりしますね。きっといい距離感を持った雰囲気のよい職場です。次に全員が集まるのは5月下旬。
2学期からはもっと生徒に聞いて理解してもらえる授業ができるよう、ホリデーは遊びすぎず、授業準備もしっかりして過ごそうと思います。

Have a nice holiday :)

チョコレート

こんばんは。

突然ですがわたし、チョコレート、特にミルクチョコレートがだいすきなんです。日本では常に家にチョコレートをストックしていて、その癖はここナミビアでも変わっていません。
日本のスーパーで手に入るチョコレートの中ではキャドバリーのものが大好物でした。
そのチョコレートが、ナミビアでも手に入るんです。おまけに、日本より種類が豊富!!
もう、キャドバリーのチョコ好きなわたしにとってはとっても嬉しいのです!!

紹介したくて、大人買いしてしまいました。f:id:h283-namibia:20170331043721j:plainDairy Milkシリーズだけでも10種類以上あります。これらのチョコレート、お店によって異なりますがだいたい一袋N$14~16(150円くらい)で売られています。それがなんと、今回買ったスーパーはキャンペーン価格でN$9.99(80円くらい)だったのです!!!安い!!しかも、この価格は5月まで続くんだとか・・・どれだけ消費するんだろう。。
大量に買ったもんだから、レジの店員さんに「これ全部ひとりで食べるの?どれくらいかけて食べるの?太っちゃうね!」と言われてしまいました(笑)
3ヵ月かな、なんてやせ我慢して言ったけれど、実際は一日1枚のペースでなくなっています。そして買い足しています。笑。(でもわたしの中で、ナミビアではチョコレート、特にDairy Milkシリーズは贅沢品と決めているので、これだけ買うのはキャンペーン期間中だけですよ!)

ちなみにキャドバリーのチョコレートは他にも色んな種類が売られています。アイスもあります。f:id:h283-namibia:20170331043008j:plain甘すぎて、こちらは1回食べたらもう十分かなって感じでした。

 

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だいすきなチョコレートに囲まれて、わたしは幸せですw

Tsumeb

今日、学校が終わって家に帰ってきたら水道から水が出なくて、復旧までに約3時間かかっただけですごく長く不便に感じました、それくらい日々の生活は何不自由ないツメブ隊員のりーです、こんばんは。

ということで、今日は任地ツメブTsumebのご紹介!ナミビアについてよりも首都ウィントフックについてよりも先に、ツメブについて書いちゃいます!

協力隊員って井戸水で生活してるんでしょ?街の道路は舗装されてないんでしょ?赤土でしょ?料理は火おこしから始まるんでしょ?お風呂はシャワーじゃなくて桶を使うんでしょ?なんて思う人も多いはず。ましてアフリカなら。
しかし、ここツメブは違います。整備されたきれいな街で、電気・水道は安定しています。お湯も出ます。未だに停電を経験していません。
(※もちろん、ナミビアで地域差はあります。隊員が派遣されている街の中では結構?かなり?いい方な気がします。そして、前述のイメージ通りのような生活をしている同期もアフリカにいます。)

午後に3時間水が使えなかっただけであたふたしてしまうなんて、わたしはまだまだですね。アフリカで生活したら逞しくなるんだろうな、とか思っていたけど、ツメブに住んでいる限り、それはなさそうです。

さて、本題。
ナミビアはかつてドイツの植民地だったのですが、ツメブはドイツ人によって開拓され、鉱山の街として栄えたところです。今でも多くの白人が暮らしています(他にもオバンボ族、ダマラ族をはじめ、多くの民族が住んでいます)。

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街並みはこんな感じです。f:id:h283-namibia:20170331051735j:plain

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 ちょっと田舎っぽい感じもいいでしょ。のどかです。f:id:h283-namibia:20170331042701j:plain

メイン通り。さびれた感じもなんとなくよい。f:id:h283-namibia:20170331042458j:plain

鉱石の採掘に使われていたものもメイン通りに残っています。f:id:h283-namibia:20170331042132j:plain

博物館もあります。
N$30(約240~300円)で、ナミビアにいる民族や歴史、ツメブ鉱石について学べます。f:id:h283-namibia:20170403181209j:plain

公園もあります。f:id:h283-namibia:20170331050846j:plain

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ショッピングモール、スーパーもあります。f:id:h283-namibia:20170331045823j:plain

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f:id:h283-namibia:20170331050344j:plainスーパーは4つあります。家から一番近いスーパーは徒歩約5分で行けるのですが、そこにはキューピーマヨネーズにキッコーマンのお醤油にSUSHI RICE(日本のお米に近いもの)も売っているのです!!!
ちなみに、家からショッピングモールまでは徒歩約15分です。

ホテルもいくつかあります。f:id:h283-namibia:20170331051957j:plain

カフェもあります。f:id:h283-namibia:20170331051422j:plain

あとは、こんなプールまであります。f:id:h283-namibia:20170331045224j:plain

f:id:h283-namibia:20170331045439j:plain25メートル×8レーン!ほぼ誰もいないので泳ぎ放題です(2歳半から中学生までスイミングスクールに通っていたので水泳は大好きです)。このプールはホテルの中にあるのですが、家から徒歩約20分で行けちゃいます。

マーケットもあります。買ったことないけれど。f:id:h283-namibia:20170331045637j:plain

 

いかがでしょう。コンパクトな街で、全て徒歩圏内で用事が済ませられるのは便利です。実家や東京に住んでいた時よりも生活しやすいんじゃないかと思うほどです。

そしてツメブでの食生活について。
KFCやピザなどのファストフード店を除くと安く外食できるところはありません。KFCだって日本と値段変わらないから安いってわけでもないのですが…
それなので、必然的に自炊をすることになります。結果、日本で一人暮らしをしていた頃よりも栄養バランスのとれた食事ができている気がします。スーパーで手に入る食材は日本とそんなに変わらないですからね。薄切り肉がないのは残念ですが。あと、物価が高いナミビアなので、買うのを躊躇する野菜もありますが。

 

最後に、これだけきれいな写真を載せておいてアレですが、これはツメブの中の良い部分です。
ナミビアは世界の中で最も所得格差が激しい国の一つ。
第一次世界大戦の後、南アフリカの統治下に置かれたナミビアでは、アパルトヘイトが実施されていました。アパルトヘイト時代の名残は現在も残っていて、街は「タウン」と呼ばれる白人、黒人富裕層の住むエリアと「ロケーション」と呼ばれる貧困層が住むエリアに分かれています。
もちろん、ツメブにもタウンとロケーションがあります。私が生活しているエリアはタウンなので、こんな感じです。ツメブのロケーションはまだ写真でしか見たことがないのですが、衝撃的でした。私が想像していたアフリカに近く、ナミビアにもこんなところがあるんだな、と思った記憶があります。治安も悪く、一人では行かないようにと言われているので、いつか誰かに連れていってもらいたいと考えています。
ふだん生活していると忘れがちですが、きれいなところだけを見て、これがナミビアなんだって決めつけちゃだめだなって思います。

f:id:h283-namibia:20170331044452j:plain(この道をずぅーーっと進めば首都へ…)

はじめてのテスト

3月31日。日本では年度末ですね。そして日本はもう4月1日になっていますね。
会社を辞めていなかったら、今日で3年働いたことになった!!とかちょっとうれしくなっていたんだろうな~なんて思う、金曜の夜です。

配属先の学校では来週から約3週間の期末試験が始まります。試験期間中も授業はあるのですが、新しいことを教える必要はないようです。よって、一旦、授業準備(教材作成)に追われる日々から解放されそうです。

f:id:h283-namibia:20170331204648j:plain(配属先での記念すべき1回目の授業前)

今週はGrade8とGrade11のクラスでテストを実施しました。今採点をしているのですが、色々思うことがあります。

Grade8のテスト問題は、私が教え始める前に授業を担当していたカウンターパートのものと似た形式。
Grade11のテスト問題は、事前に配布したプリントを見ていれば解けるとても易しいもの。

まずは、Grade11のあるクラスの採点を。
うんうん、丸暗記感はあるけどちゃんと書いてるな、理解してくれてるな、でもやっぱり易しすぎたかな、と思いながらまるつけ。

次に、Grade8の採点を。
え、えぇ、、全く理解してないじゃん、え、、、え、私の教え方がやっぱり悪かったか、、、いや、それにしても、、と落ち込む。

そしてまた、Grade11の他のクラスの採点を。
この、Grade8の回答に比べてちゃんと書けてる感じ!正解ばかり続く感じ!テスト勉強してくれてる感じ!となる。


Grade11のICTは進級科目ではありません。期末試験もないので、生徒にしてみればきっと重要度は低いんです。おまけに、教えるのが日本から来たボランティア。この2つが重なって、授業中は静かにしてもらえないし、他科目のテキストを開いて内職しているし、という感じなんですよね。数人の生徒は質問してくれるし、興味を持って授業を受けてくれていますが、やはり私の話を聞いていない生徒が多いのです。だから正直、テストもきちんと解いてもらえるのか不安だらけでした。でも、採点すると満点の生徒は結構います。

たとえ授業を聞いてくれなくても、たとえ丸暗記でも、一応は家でICTのために時間を作って勉強してテストに臨んでくれたんだよねと思うと、なんだか嬉しくなりました。授業中うるさい生徒にはいらいらもしますが、そんな彼らがかわいく思えました。

もちろん分かっています、易しいテストで高得点をとってくれただけで満足しているなんて甘いってことは。授業を聞いてもらえていないのにテストの結果がよかったことで喜ぶなんてナンセンスだってことは。生徒全員に注目してもらえる授業をできていない私が悪いってことは。私の授業がダメだってことは。

でも、2年後の私が今日のブログを読んで、先生としてどれだけ成長したのかを確認したいと思って、自分への戒めとして、日本の年度おわりのこの日に、記してみました。

理論ばかり教えるGrade8のテスト結果がすこぶる悪いのは、当初からの悩みの種の1つです。
いくら実物を見せても、やはり理論ってとっつきにくいですよね。教科書を持っていない生徒は、私が作ったパワーポイントを書き写すことに必死。スライドに書いていない内容を話してもメモを取る様子はなく、ただ書き写して終了。こんな授業をしていてはだめなことはわかっています。でも、まだ、いい方法が見つからないのです。理論の授業でいかに生徒を理解させるか…これは来学期に模索していきたいです。というか、せねばなりません。

試行錯誤しながら、生徒に慕われる先生になりたいものです。