20代最後をナミビアで

青年海外協力隊(2016-3)としてナミビアで中高生にコンピュータの授業を教えています

イースターホリデーでソーサスフレイへ

先々週はイースターホリデーで4連休だったので、ソーサスフレイへ行ってきました。
イースターホリデーだなんて、キリスト教の国にいるんだなって感じがします。

さて、ソーサスフレイ Sossusvleiとは。
ナミブ砂漠」と聞いておそらく皆さんが想像するところです。よく写真に使われるDune45という砂丘やデッドフレイがあるナミブ砂漠一帯をソーサスフレイと言いますが、厳密には車で行けるナミブ砂漠の最奥地を指すようです。

イースターホリデーの本来の目的はソーサスから100キロほど離れたキャンプサイトに泊まることだったのですが、せっかくだから、とソーサスにも行けることになりました。
Dune45には行くんだろうけど、私がナミビアで一番行きたいデッドフレイは無理なんだろうなと思っていたんですね(そもそも位置関係も把握していなかったので)。でも、デッドフレイにも行くよ、と旅行初日に聞いて、え!明日あそこに行けちゃうの?!と興奮しました。

では、写真をどうぞ。

f:id:h283-namibia:20170428040953j:plainこれが有名なDune45です。せっかくなので登ります。f:id:h283-namibia:20170428041623j:plainf:id:h283-namibia:20170428041304j:plain
この日は風が強かったのです。。マキシスカートを履いていったもんだから、風でめくれ、そこに砂が容赦なく飛んできて皮膚(足)がとっても痛かったです。。
ほぼ頂上付近まで登ったはいいものの、強風の中、体の向きを変えて降りるのは怖かったです。そして言うまでもありません、全身砂だらけです。。

正直言うとですね、これまで見てきた写真がすばらしすぎたから、ちょっと拍子抜けしてしまいました。え、砂の色オレンジじゃなくないか、え、スワコップの白っぽい砂漠とそんなに変わらなくないか、というのが率直な感想でした。(でも改めてスワコップへ行った時の写真と比べると、確かにソーサスの砂の色は濃いのがわかります。)

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お次はデッドフレイ Deadvleiへ。f:id:h283-namibia:20170428043022j:plainデッドフレイは昔は水がありましたが干上がり、数百年前に枯れた木がそのままの状態で残っているところです。途中までは車で行けますが最後の1.1キロは砂漠を歩く必要があります。
f:id:h283-namibia:20170428042310j:plain歩いていると突如現れるデッドフレイ。f:id:h283-namibia:20170428042628j:plainf:id:h283-namibia:20170428043322j:plainDune45の何倍もの感動がありました。なんせ、先ほど書いたように、ナミビアで一番行きたかったところですから。

そしてここ↓がソーサス。f:id:h283-namibia:20170428043703j:plain

車で走っているとどこも絵になるほどの絶景なのですが、写真に撮ると半減してしまい、良さが伝わりません。それなので、この目にしっかり焼き付けることにしました。f:id:h283-namibia:20170428032026j:plain

ソーサスのこの感動を味わうのは一度きりにしておきたいな、と思う一方で、機会があれば次は日の出を見にいきたいです。きっと、私が期待する景色が待っていることでしょう。

ナミビアの雄大な自然を堪能できた2泊3日でした。f:id:h283-namibia:20170428033730j:plain

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1学期終了

こんばんは。南半球のナミビアはだんだん冬が近づき、朝晩は長袖一枚でも寒くなってきています。

今日で1学期が終了しました。明日から1ヶ月ちょっとのホリデーです。とはいえ、私は明日も出勤予定です。

配属先の学校の期末試験は約2週間にわたって行われます。一日一科目テストを受け、その後は30分授業が7限(13時)まであります。
科目や学年によってテスト時間は異なり、最高学年のGrade12では5時間を超えるものもあります。彼らは毎日数時間に及ぶテストを受けるので大変でしょうね。

もともと試験終了日は今週火曜日だったのですが、早く終わらせようとのことで(経費節減のためでもあるようです)先週金曜日に急きょ変更になりました。
この知らせが来たのは先週火曜日あたりだったので、教師も生徒も、テスト勉強が間に合わない、と不満もあったようです。

この変更に伴い、教師の最終出勤日も本来の今週金曜日から今日水曜日に早まりました。
そのため、普段は13時で仕事終了ですが、今日は17時まで最後の成績処理に追われ、結構カオスな職員室になっていました。そんなわけでランチも職員室で食べました。今学期に誕生日を迎えた同僚が用意したものです(これが恒例行事なのでしょう)。f:id:h283-namibia:20170427020049j:plainハンバーガーとビルトン(ビーフジャーキー)とマシュマロチョコと同僚お手製のプディングです。

私は担当しているクラスも少なく、担任業務もないので早々とテストの採点と成績処理を終わらせ、今週は同僚のお手伝いをして過ごしていました。

教師は独自で用意したエクセル2種類に成績を入力し、印刷してHODと呼ばれる科目長?教頭?に提出し、更に別システムにも成績を入力する必要があります。
余談ですが、1つのシステムで管理できたら便利なのにな〜と思ってしまうのは、社内SEとしてそんな業務をしていたからでしょう。笑

昨日はそのエクセルの計算式を作って!とか、ここにこれを追加して!とかの同僚からの依頼にこたえ、エクセルヘルパーとして大活躍していました!(自分で言っちゃう)
ショートカットキーを使ってぽんぽん仕上げていくから、彼女すごい早いよ〜と言ってもらえ、気分はよかったです。笑

今日はエクセルに入力した成績とシステムに入力した成績とに間違いがないかをダブルチェック(印刷された紙を2人がかりで目視チェック)したり、親に届けるために成績表やニュースレターを封筒に入れたり、必要書類にスタンプを押し続けたり、そんな作業をしていました。結構楽しかったです。

期末試験が終わって1週間以内に成績が手元に届くと考えると、結構すごくないですか?!私の中高時代って、そんなすぐにはもらえなかった記憶があります。
でも、これを実現させるために、同僚は先週から今週にかけてとっても忙しそうでした。

手伝えることを見つけて過ごしていたので、ここ数日で(勝手に)同僚と仲良くなれた気がしています。少なくとも、彼女に頼めばエクセルの問題は解決してくれると思ってもらえたのではないかと思います。
そういう小さなことから、こちらの人との交流を深めていきたいと思っています。
こんなの、来て1ヶ月とかの時点で言うべきことでしょうけれど‥3ヶ月経った人がこの発言ってどうなのってところでしょうけれど‥もともとコミュニケーションをがんがんとるタイプではないので、人それぞれでよいってことにしています。

今日帰る時はみんな握手とハグをしてお別れしました。これも恒例行事なのでしょう。なんだかほっこりしますね。きっといい距離感を持った雰囲気のよい職場です。次に全員が集まるのは5月下旬。
2学期からはもっと生徒に聞いて理解してもらえる授業ができるよう、ホリデーは遊びすぎず、授業準備もしっかりして過ごそうと思います。

Have a nice holiday :)

チョコレート

こんばんは。

突然ですがわたし、チョコレート、特にミルクチョコレートがだいすきなんです。日本では常に家にチョコレートをストックしていて、その癖はここナミビアでも変わっていません。
日本のスーパーで手に入るチョコレートの中ではキャドバリーのものが大好物でした。
そのチョコレートが、ナミビアでも手に入るんです。おまけに、日本より種類が豊富!!
もう、キャドバリーのチョコ好きなわたしにとってはとっても嬉しいのです!!

紹介したくて、大人買いしてしまいました。f:id:h283-namibia:20170331043721j:plainDairy Milkシリーズだけでも10種類以上あります。これらのチョコレート、お店によって異なりますがだいたい一袋N$14~16(150円くらい)で売られています。それがなんと、今回買ったスーパーはキャンペーン価格でN$9.99(80円くらい)だったのです!!!安い!!しかも、この価格は5月まで続くんだとか・・・どれだけ消費するんだろう。。
大量に買ったもんだから、レジの店員さんに「これ全部ひとりで食べるの?どれくらいかけて食べるの?太っちゃうね!」と言われてしまいました(笑)
3ヵ月かな、なんてやせ我慢して言ったけれど、実際は一日1枚のペースでなくなっています。そして買い足しています。笑。(でもわたしの中で、ナミビアではチョコレート、特にDairy Milkシリーズは贅沢品と決めているので、これだけ買うのはキャンペーン期間中だけですよ!)

ちなみにキャドバリーのチョコレートは他にも色んな種類が売られています。アイスもあります。f:id:h283-namibia:20170331043008j:plain甘すぎて、こちらは1回食べたらもう十分かなって感じでした。

 

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だいすきなチョコレートに囲まれて、わたしは幸せですw

Tsumeb

今日、学校が終わって家に帰ってきたら水道から水が出なくて、復旧までに約3時間かかっただけですごく長く不便に感じました、それくらい日々の生活は何不自由ないツメブ隊員のりーです、こんばんは。

ということで、今日は任地ツメブTsumebのご紹介!ナミビアについてよりも首都ウィントフックについてよりも先に、ツメブについて書いちゃいます!

協力隊員って井戸水で生活してるんでしょ?街の道路は舗装されてないんでしょ?赤土でしょ?料理は火おこしから始まるんでしょ?お風呂はシャワーじゃなくて桶を使うんでしょ?なんて思う人も多いはず。ましてアフリカなら。
しかし、ここツメブは違います。整備されたきれいな街で、電気・水道は安定しています。お湯も出ます。未だに停電を経験していません。
(※もちろん、ナミビアで地域差はあります。隊員が派遣されている街の中では結構?かなり?いい方な気がします。そして、前述のイメージ通りのような生活をしている同期もアフリカにいます。)

午後に3時間水が使えなかっただけであたふたしてしまうなんて、わたしはまだまだですね。アフリカで生活したら逞しくなるんだろうな、とか思っていたけど、ツメブに住んでいる限り、それはなさそうです。

さて、本題。
ナミビアはかつてドイツの植民地だったのですが、ツメブはドイツ人によって開拓され、鉱山の街として栄えたところです。今でも多くの白人が暮らしています(他にもオバンボ族、ダマラ族をはじめ、多くの民族が住んでいます)。

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街並みはこんな感じです。f:id:h283-namibia:20170331051735j:plain

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 ちょっと田舎っぽい感じもいいでしょ。のどかです。f:id:h283-namibia:20170331042701j:plain

メイン通り。さびれた感じもなんとなくよい。f:id:h283-namibia:20170331042458j:plain

鉱石の採掘に使われていたものもメイン通りに残っています。f:id:h283-namibia:20170331042132j:plain

博物館もあります。
N$30(約240~300円)で、ナミビアにいる民族や歴史、ツメブ鉱石について学べます。f:id:h283-namibia:20170403181209j:plain

公園もあります。f:id:h283-namibia:20170331050846j:plain

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ショッピングモール、スーパーもあります。f:id:h283-namibia:20170331045823j:plain

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f:id:h283-namibia:20170331050344j:plainスーパーは4つあります。家から一番近いスーパーは徒歩約5分で行けるのですが、そこにはキューピーマヨネーズにキッコーマンのお醤油にSUSHI RICE(日本のお米に近いもの)も売っているのです!!!
ちなみに、家からショッピングモールまでは徒歩約15分です。

ホテルもいくつかあります。f:id:h283-namibia:20170331051957j:plain

カフェもあります。f:id:h283-namibia:20170331051422j:plain

あとは、こんなプールまであります。f:id:h283-namibia:20170331045224j:plain

f:id:h283-namibia:20170331045439j:plain25メートル×8レーン!ほぼ誰もいないので泳ぎ放題です(2歳半から中学生までスイミングスクールに通っていたので水泳は大好きです)。このプールはホテルの中にあるのですが、家から徒歩約20分で行けちゃいます。

マーケットもあります。買ったことないけれど。f:id:h283-namibia:20170331045637j:plain

 

いかがでしょう。コンパクトな街で、全て徒歩圏内で用事が済ませられるのは便利です。実家や東京に住んでいた時よりも生活しやすいんじゃないかと思うほどです。

そしてツメブでの食生活について。
KFCやピザなどのファストフード店を除くと安く外食できるところはありません。KFCだって日本と値段変わらないから安いってわけでもないのですが…
それなので、必然的に自炊をすることになります。結果、日本で一人暮らしをしていた頃よりも栄養バランスのとれた食事ができている気がします。スーパーで手に入る食材は日本とそんなに変わらないですからね。薄切り肉がないのは残念ですが。あと、物価が高いナミビアなので、買うのを躊躇する野菜もありますが。

 

最後に、これだけきれいな写真を載せておいてアレですが、これはツメブの中の良い部分です。
ナミビアは世界の中で最も所得格差が激しい国の一つ。
第一次世界大戦の後、南アフリカの統治下に置かれたナミビアでは、アパルトヘイトが実施されていました。アパルトヘイト時代の名残は現在も残っていて、街は「タウン」と呼ばれる白人、黒人富裕層の住むエリアと「ロケーション」と呼ばれる貧困層が住むエリアに分かれています。
もちろん、ツメブにもタウンとロケーションがあります。私が生活しているエリアはタウンなので、こんな感じです。ツメブのロケーションはまだ写真でしか見たことがないのですが、衝撃的でした。私が想像していたアフリカに近く、ナミビアにもこんなところがあるんだな、と思った記憶があります。治安も悪く、一人では行かないようにと言われているので、いつか誰かに連れていってもらいたいと考えています。
ふだん生活していると忘れがちですが、きれいなところだけを見て、これがナミビアなんだって決めつけちゃだめだなって思います。

f:id:h283-namibia:20170331044452j:plain(この道をずぅーーっと進めば首都へ…)

はじめてのテスト

3月31日。日本では年度末ですね。そして日本はもう4月1日になっていますね。
会社を辞めていなかったら、今日で3年働いたことになった!!とかちょっとうれしくなっていたんだろうな~なんて思う、金曜の夜です。

配属先の学校では来週から約3週間の期末試験が始まります。試験期間中も授業はあるのですが、新しいことを教える必要はないようです。よって、一旦、授業準備(教材作成)に追われる日々から解放されそうです。

f:id:h283-namibia:20170331204648j:plain(配属先での記念すべき1回目の授業前)

今週はGrade8とGrade11のクラスでテストを実施しました。今採点をしているのですが、色々思うことがあります。

Grade8のテスト問題は、私が教え始める前に授業を担当していたカウンターパートのものと似た形式。
Grade11のテスト問題は、事前に配布したプリントを見ていれば解けるとても易しいもの。

まずは、Grade11のあるクラスの採点を。
うんうん、丸暗記感はあるけどちゃんと書いてるな、理解してくれてるな、でもやっぱり易しすぎたかな、と思いながらまるつけ。

次に、Grade8の採点を。
え、えぇ、、全く理解してないじゃん、え、、、え、私の教え方がやっぱり悪かったか、、、いや、それにしても、、と落ち込む。

そしてまた、Grade11の他のクラスの採点を。
この、Grade8の回答に比べてちゃんと書けてる感じ!正解ばかり続く感じ!テスト勉強してくれてる感じ!となる。


Grade11のICTは進級科目ではありません。期末試験もないので、生徒にしてみればきっと重要度は低いんです。おまけに、教えるのが日本から来たボランティア。この2つが重なって、授業中は静かにしてもらえないし、他科目のテキストを開いて内職しているし、という感じなんですよね。数人の生徒は質問してくれるし、興味を持って授業を受けてくれていますが、やはり私の話を聞いていない生徒が多いのです。だから正直、テストもきちんと解いてもらえるのか不安だらけでした。でも、採点すると満点の生徒は結構います。

たとえ授業を聞いてくれなくても、たとえ丸暗記でも、一応は家でICTのために時間を作って勉強してテストに臨んでくれたんだよねと思うと、なんだか嬉しくなりました。授業中うるさい生徒にはいらいらもしますが、そんな彼らがかわいく思えました。

もちろん分かっています、易しいテストで高得点をとってくれただけで満足しているなんて甘いってことは。授業を聞いてもらえていないのにテストの結果がよかったことで喜ぶなんてナンセンスだってことは。生徒全員に注目してもらえる授業をできていない私が悪いってことは。私の授業がダメだってことは。

でも、2年後の私が今日のブログを読んで、先生としてどれだけ成長したのかを確認したいと思って、自分への戒めとして、日本の年度おわりのこの日に、記してみました。

理論ばかり教えるGrade8のテスト結果がすこぶる悪いのは、当初からの悩みの種の1つです。
いくら実物を見せても、やはり理論ってとっつきにくいですよね。教科書を持っていない生徒は、私が作ったパワーポイントを書き写すことに必死。スライドに書いていない内容を話してもメモを取る様子はなく、ただ書き写して終了。こんな授業をしていてはだめなことはわかっています。でも、まだ、いい方法が見つからないのです。理論の授業でいかに生徒を理解させるか…これは来学期に模索していきたいです。というか、せねばなりません。

試行錯誤しながら、生徒に慕われる先生になりたいものです。

midterm breakで初国内旅行

ちょっとお久しぶりです。

先週3月21日はナミビアの28回目の独立記念日で、一週間のmidterm breakでした。国内旅行をしていたので前回の更新から間が空いてしまいました。
ナミビアは1990年に南アフリカから独立した、まだまだ新しい国なのですよ。日本の暦でいくと私と同い年!)

協力隊には派遣国によって、赴任後3ヵ月は任地を離れてはならないという縛りがあるらしいですが、ナミビアにはありません!よって、旅行ができるのです!!
先輩隊員2人が予定していた旅行に急きょ私も混ぜてもらい、女子旅を満喫してきました(笑)

まだナミビアに来て2ヵ月なのに、一緒に旅行してもらえる先輩がいるなんて、すなおに嬉しいんです。わたし、ナミビアに来てからびっくりするくらい人に恵まれています。
2016年度3次隊でナミビアに派遣されたのは私のみです。もともと一人は好きだし不安なんて特にない!と強気だったのですが、いざナミビアに到着して首都での生活が始まるととてつもなく心細く、他国に派遣された同期隊員の、同期で楽しんでいる近況を知っては羨ましく思っていました。でも、先輩隊員が素敵な人ばかりで、とてもよくしてもらっているので、今では一人派遣でも満足です。
そもそも、現在ナミビアに全員で約15人しか隊員がいないのも、仲良くできる秘訣ですね。隊員数が100人超えの国もありますから。
加えて、私の要請内容が学校の先生であることもラッキーだったのかもしれません。ナミビアは小学校で教えている隊員が多く、学校隊員は休みの時期がかぶるので一緒に旅行できるのです。

前置きが長くなりましたが、今日のブログは今回の旅行のハイライト編です。

行き先は

です。総移動距離約2300キロの8日間はとっても濃く、ますますナミビアがすきになりました!


ウィントフック Windhoek

ナミビアの首都ですね。1ヵ月ぶりの首都はやっぱり都会!きれい!
帰国される先輩隊員のお見送りが主な目的です。
出発の日の朝はすてきなホテルで豪華な朝食をいただきました。f:id:h283-namibia:20170329231449j:plain

首都近くにあるサファリにも行って、ゲームドライブ(サファリ内を車で走る)を初体験!たくさんの野生動物を見ることができました。f:id:h283-namibia:20170329232743j:plain

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 これ↓は先輩隊員が空港へ向かう時の一枚。隊員7人でお見送りです。f:id:h283-namibia:20170330003213j:plain

あ~同期がいないとナミビア最後の夜も最後の朝ごはんも一人なのか、、とまだまだ先のいらぬ心配をしてしまった私です。
帰国時期に首都に誰か隊員がいてくれることを祈ります…笑

 

スワコップムント Swakopmund

首都から車で3~4時間で行けます。
ドイツ植民地時代の建物が多く残る、大西洋に面したヨーロッパみたいな街です。f:id:h283-namibia:20170329232732j:plain

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日本にいる時から行ってみたかったところの一つです。たぶん帰国までにあと何回も行くことになるでしょう。

宿に着くなり、砂漠が目に入ってきたので興奮してしまいました!f:id:h283-namibia:20170329232219j:plain

そして海を眺めながら街を歩くこともできちゃいます!f:id:h283-namibia:20170329232239j:plain

人生初大西洋!足だけつけましたが、冷たかったです。f:id:h283-namibia:20170329234931j:plain

砂漠にも行ってきました。ナミブ砂漠!私たち3人しかいません!f:id:h283-namibia:20170330003930j:plain

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え、想像するナミブ砂漠じゃない!ナミブ砂漠ってオレンジ色なんじゃないの?!と思われるかもしれません。
ナミブ砂漠は場所によって砂の色が違うんですよ。オレンジ色のナミブ砂漠はソーサスフレイというところで見ることができます。スワコップの砂漠の砂は白っぽい感じです。でもスワコップでは砂漠と海を同時に眺めることができます。

4枚前の写真に写っている桟橋の先のレストランへも行きました。
桟橋からもナミブ砂漠を見られます。f:id:h283-namibia:20170330002202j:plain

そしてレストランからのサンセットはうつくしかったです。f:id:h283-namibia:20170329234908j:plain

 

ウォルビスベイ Walvis Bay

スワコップから車で30分ほどで行けます。フラミンゴで有名です。f:id:h283-namibia:20170330002046j:plain

 

オプヲ Opuwo

「世界一美しい民族」で有名なヒンバ族が住む街です。ナミビア北西部にあります。
先輩隊員のお家にお邪魔してヒンバ村へ行ってきました。f:id:h283-namibia:20170330003727j:plain

自分の任地ツメブより北に行ったのは初めてだったのですが、アフリカっぽさを味わうことができました。いつか紹介しますが、ツメブは首都には到底及ばないけれど結構都会なんですよ(首都と比べるとだいぶ田舎ですよ)。だから普段生活していると”アフリカ”にいるんだっていう気があまりしないんです。

 

ナミビアの面積は日本の2.2倍。とても広い。
まだまだ行きたいところはたくさん。学びたいこともたくさん。
2年間でどれだけ行けるでしょう。
(ま、来月も再来月も旅行の予定があるので結構行けちゃうんですけどね!)

MOVIE NIGHT

3月14日。日本はもう日付変わっているけれど、ホワイトデーですね。バレンタインデーに着任したので、今日でちょうど一ヵ月が経ちました。早かったな~。

さて、先週の土曜日は学校でムービーナイトがありました。
コンピュータ委員の生徒主催のファンドレイジングです。何のためかというと、壊れたPCを修理するための資金集めです。
校長先生にも生徒にも先々週、予算を出す都合があるから壊れたコンピュータを確認して何が必要かを教えてほしいと言われていたんです。あ~このためだったのか!と繋がりました。
入場料を資金にPCの部品を購入するなんて聞いたら、コンピュータの教員として行くしかない…!と、生徒に混ざってムービーナイトに参加してきました。

単に体育館の床に座って映画を観るだけだと思っていたら、きちんと椅子が並べられていて、スクリーンも音響の準備もばっちり!かつポップコーンを作る機械まで!ポップコーン、ホットドッグ、ポテトチップス、飲み物も生徒が用意して売るんです!驚き!
入場料を払った人にはスタンプを押して管理しているし、しっかりしてるな~という印象を受けました。

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上映中は生徒が色んなところで会話しているので、映画の内容は頭に入ってきません(そもそもの英語力の問題で聞き取れないというのは大いにありますが、ここはまわりの音のせいにしておきます)。

1本目を観て、音楽ガンガンの休憩時間を挟み、2本目。
21時過ぎてるのにまだお家に帰らないの?!私の中高時代はこんな時間まで外で遊んでなかったよ!と思ってしまいますよ…笑
もう22時前になっていたし、かつ苦手なホラー映画で帰りたくなったので、私は途中でおいとましました。 

体育館から私の家(学校の敷地内)に帰る途中に見た星空がきれいかったです。ほぼ満月なのに、しっかりたくさんの星が見られる…贅沢です。

部屋に戻ってからも聞こえてくる体育館からの生徒の声…ムービーナイトは0時過ぎまで続き、楽しんでいたようです。映画3本観たそうです。みんな元気だな。。笑

こんな企画、日本の高校じゃ考えられないな~と思った土曜の夜でした。(私が通っていた学校の校則が厳しかったから想像できないだけで、日本でもあり得るのかもしれませんが)とりあえず、生徒の企画力に脱帽しました!

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